こんにちは。
初めましての方もそうじゃない方も。
フォトグラファーのツッチーです。
前のブログでも書きましたが4月に初めての展示をさせていただきました。
今回はその時に制作した写真集のお話を少しご紹介します。
表紙には大好きな瞬間写真を。
一度に数百枚近く撮る記念日の写真。
2枚並べてみえてくること。
たったふたこま、されどふたこま。
これを見ればその日のすべてがよみがえる
記憶のかけらの写真集。
「ふたこま写真」
これは今まで撮影したたくさんの記念写真のシーンの中から
そのお客様ごとにその日を象徴するような2枚を選んで並べた写真集です。
同じ日のほんの数分間、数秒間の出来事が並んでいたり
何年かの時間を経ての姿が並んでいたりします。
flying(1歳/2歳お誕生日)
お化粧(七五三/3歳)
風が強かったひ(米寿祝い)
娘と父(七五三/7歳)
smile(1歳お誕生日)
記念撮影をしていると、しっかり目線のある写真も撮りながらも
その前後のエピソードもすごくいいなぁと思って
シャッターを切っているということが本当にたくさんあります。
そういう写真はアルバムの表紙にするにはちょっとリラックスしすぎているとか、
フレームに1枚飾るにはちょっと普通すぎる気がするとか。(完全に個人の見解です)
その日の撮影の中でみると脇役のような、まさに合間(あいま)の写真。
たくさんの写真の中でわりと埋もれやすい気がします。
でも実はその合間にはその人の素の部分だったり
その日の大切な時間の輪郭が隠れているような気がしていて
2枚並べてみるとなんだかじんわり味が染み出してくる。
あーこのひはこういう感じだった、
そういえばこんなこともあったね、と、どんどん記憶が蘇ってくる写真たち。
わたしはそういう瞬間がとても好きだし、
その時間を一緒に共有できることもとても幸せなことです。
記念撮影や人のポートレートをやめられないところは
そういうところなのかもしれないなぁと改めて感じることができました。
かわらないもの(入園/入学)
こんな感じで2枚選んで飾ると楽しい「ふたこま写真」。
可能性は無限大^^
正解も間違いもない自由な記念写真がわたしは大好きです。
合間(あいま)も一緒にぜひ楽しんでみてください。
tutti
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